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親が遺した家をどうするか。
相続空き家の売却から見えた、責任ある選択肢

古い家の複雑さ

売却した物件について教えてください。

日光市で空き家バンクを利用し、空き家を売却しました。売却した空き家は妻の実家で、両親と一緒に長年住んでいました。妻の両親が亡くなった後もしばらく住んでいたのですが、家も古くなってきたので家族の関係もあり別のところに引越しすることになりました。

建物は築50年ほどで、軽量鉄骨2階建ての母屋に1階が鉄骨造の車庫、2階が居住スペースとなっている建物が2階でつながっていました。リフォームは何回かしていましたが売却できるかわかりませんでした。解体するにも相当な費用がかかると思われ、どうすれば良いのかわからない状態でした。

管理の難しさ

空き家になってから、どのような変化がありましたか

空き家になって最初の頃は、定期的に管理をしに行っていたのですが、だんだん頻度が少なくなってしまいました。2年目の冬、すごく寒い日が2、3日続いて、水道管が凍結し、破裂してしまいました。

年を追うごとに建物は老朽化していくわけで「どうしよう」という思いが深刻化してきたような気がします。最初の頃は、不動産業者に頼んでみようと考えたのですが、不動産の知識がないためどのようにすれば良いか分からず、そのままになっていました。

空き家バンクとの出会い

空き家バンクをどのように知りましたか

近年、テレビなどでも空き家問題についての特集が報道されています。私自身、危機感が強くなっていたため、インターネットで空き家問題を調べて空き家バンクの存在を知りました。その後、日光市のホームページで空き家バンクの確認をして市役所に相談をしてみることにしました。困っているという率直な悩みを伝えると、市役所の担当職員の方が丁寧に対応してくれました。それから、何度か足を運び、空き家バンクに登録することになりました。

不安と信頼

空き家バンクに相談してみて、いかがでしたか

不動産の取引は一般人にとっては何度もあることではないので、わからないことばかりです。

不動産業者にどのように相談すれば良いのか心の準備が整わず、敷居が高いと感じてしまいます。公的な機関が運営して空き家バンクということで、その不安は大きく軽減されました。

空き家を手放すということに公的な機関が間に入ってくれるというところが、大きな安心になりました。

空き家バンクに登録できたということで、気持ちがスッと軽くなりました。自分たちがいなくなって、子供に迷惑をかけてしまったらどうしようという悩みもありましたので、相談をして本当に良かったなと思っています。

空き家バンクの役割

同じ悩みを持つ方に伝えたいことはありますか

買い手が決まったのは、相談してから3カ月くらいだったと思います。不動産業者の努力もあってスムーズに買い手が見つかりました。市役所と不動産業者の連携がうまく働いて、解体撤去という方法ではなく、私達の空き家を活用してもらえるということになりました。

市役所の担当職員の方と不動産業者の方に感謝しています。

空き家を売却するということに、公的な機関が連携をしてくれるということが、私達と同じような悩みを持つ人達に「信頼・安心」を与えることになると思います。空き家バンクはこれから「空き家の利活用」に大きな役割を持つ制度になると思います。

空き家を抱えている方は先ず空き家バンクの門戸を開いてください。思うより充分な安心感が得られることになると思います。

私は、日光市の空き家バンクを利用しましたが、栃木県版の空き家バンクが出来るということは、私のような悩みを持つ空き家所有者にとっても家を探している人達にも、とても良いことだと思います。